解離性脳動脈瘤とは

解離性脳動脈瘤とは、血管の壁が裂けてそのためにそこが弱くなって瘤状に膨れ上がる動脈瘤です。
動脈の壁は内膜、中膜、外膜の三層で出来ており、そのうち中膜が一番強くて内膜だけが裂ければ
瘤状に膨らむだけですが、中膜まで裂ければ外膜だけでは血流を支えきれないので破裂し、くも膜
下出血となります。 おもに椎骨動脈部分に起こります。
裂ければその為、解離痛という痛みが来ます。
解離の原因は未だわかっておりませんが、急に強く首を動かすことなどが良くないようです。
出血せずに解離だけなら 2 週間もすれば落ち着きます。痛みだけなら治療するか?様子をみるか微
妙なところです。 変な後頭部の頭痛があれば単純 CT では判別しにくいので MRI か造影 3 次元 CTA を撮影すること により診断がつきます。
一度血管の強さをみるためにも脳ドックを!
また頭痛があるようでしたら MRI, MRA の検査をお勧めしますので是非ご来院ください。

問い合わせメールお送りください。ご相談にのります。